重金属、添加物、化学物質、ウィルス、菌……。普通に生活するだけでも体内に蓄積する有害物質。さらにネガティブな感情や不規則な生活これらは本来の健康を妨げる要因の一つであり、病に及ぶ場合もある。だからこそ肉体を浄化して、心、魂も元気であってこその“健康”。国内で活躍する著名ドクターが心身クレンズをアドバイス!
専門ドクターのデトックス講義、魂と超意識のドクター
堀田忠弘 ●堀田医院 院長
医学博士。京都府立医科大学を卒業後、免疫学を研究。西洋医学に代替医療を組み入れた治療を行う。著書に『内科医が書いた「パワーストーン」で健康になる本』など。解毒のための野菜スープ顆粒の考案も。
ただの健康じゃつまらない。魂を輝かせながら生きてみよう
私は内科医をしています。さまざまな疾患を診ますが、病の根底には、物質的な毒と心の毒が溜まっています。その毒のために無限の可能性を持った超意識が拓かれないままになっています。
超意識は魂の一部で宇宙のデータバンクとつながっています。だからこそ、毒となるものを取り除くことはとても大切です。毒が消え超意識が拓かれてくると、潜在能力が目覚め宇宙の叡智とつながることができるようになります。
ではその毒とは何でしょう。私たちの意識は、大きく分けて9種類あり、それぞれ陰と陽の対になっています。怒りと愛、我欲と謙虚、疑心と信頼、嫉妬と受容、罪悪感と喜び、恐怖と感謝。これら陰と陽の意識が五分五分にある時がバランスがとれた状態です。
陰の意識が強くなり過ぎると、心の曇りとなり毒となります。陰陽のバランスをとるには、陰の意識を消そうとしないで、対になっている陽の意識に心を向けること。たとえば、恐怖に対しては感謝を意味する言葉「ありがとう」を、怒りには愛の言葉「愛しています」を口にするのです。言葉には力があり、それが返ってきて陽の意識が高まりバランスがとれるのです。
魂を輝かせるのは無償の愛とギブ&ギブの精神
意識の陰陽バランスが取れてくると、超意識が拓き、雲の合間から太陽の光が地上に降り注ぐように、魂の光が身体に届きやすくなります。すると、魂の目的に沿って生きることがたやすくなり、人生が輝いてきます。そして魂の光を輝かせるために無償の愛、ギブ&ギブを心がけ、自分を超えて何ができるか、自らに問いかけてみましょう。自分が本気になれるものは何か探してみるのもいいでしょう。
そのためには静かな時間が必要です。月に一度は断食とともに自分自身と向き合う時間をとることをお勧めします。新月の日は、身体から毒素の排出が促進されますので、断食が一層効果的で心のデトックスを行うにもピッタリです。新月の日の断食は、あなたの魂をイキイキさせるきっかけになるでしょう。
新月の日の断食メソッド
太陽と地球、月が一直線になり大潮になる新月。潮の満ち引きが大きい新月に、腸以外の内臓を休め、腸の排泄活動だけに力を集中させることを目的とした断食。
出典:『体と心から毒を消す技術』(マキノ出版)
1、新月の日に朝起きてから寝るまで、普段の食事はしない。固形物をとらず、腸に負担がかかるものは摂取しない
2、朝・昼・夜と野菜・果物ジュースを飲む。素材は何でもOKだができれば無農薬食材で。1日2リットルが目安
3、翌朝の食事は、胃腸に負担をかけない茶碗1杯のおかゆなどから。断食を続けると直感が冴え、身体が軽くなる
人間の意識には、毒になる基本の要素が9つある。すべて陰と陽で対になっているので、陰に共鳴したら、すぐ反対の陽を意識することで均衡が保てる。
著書『内科医が書いた「パワーストーン」で健康になる本』
(TRINITY48号より)